Intelligent Provisioningが起動しない問題



今回は表題の通り。自宅環境なのでゆるいです。

環境:
HPE ProLiant DL320e Gen8 v2
Xeon E3 1280v3 / DDR3 ECC UnBuf 4GB

元々HA8000/RS110BMでリプレース用のサーバを構築する予定だったのだが、
RAID設定をしようとWebBIOSに入った途端プッツンと電源が落ちてうんともすんとも言わなくなってしまった。仕方がないので放置してたPentium G3240のDL320eにHA8000からCPUを移植し構築を再開したところで遭遇。

(Pentium構成だとnonECCメモリでも問題ないのだろうが、CPUだけXeonE3に換装しても起動してくれないのでメモリもECC付に交換。)

以下経過:


当該機種にはオンボードでRAIDコントローラ(Dynamic Smartアレイ B120i/ZM)が搭載されている。
これを使用してRAID1構成としたいのでHDDを2つ搭載し、設定のためHP Smart Storage Administrator(SSA)に入る。
SSAを起動するにはPOST画面でF5キーを押すのだが、どうもこれが起動しない。更にIntelligent Provisioning(IP)にも入れない。

何かが破損しているようなのでIntelligent Provisioningのリカバリを実行してみる。
HPEのホームページからIntelligent Provisioningリカバリ用イメージをダウンロードしてディスクに書き込み、光学ドライブから起動させる。
自動的にリカバリが始まるが、「Error flashing NVRAM」となる。BIOS設定からSATAモードをLegacyとすると良いとの情報もあったがこれも不可。
なおIntelligent Provisioning 1.xxはProLiant Gen8用、2.xxがGen9用、3.xxはGen10用となる。

さて、情報収集。

。。。。

そういえば、POST画面で
「iLO 4 has detected a self-test error」が出てた気がする。

(改訂版)HPE Integrated Lights-Out 4 (iLO 4) – HPE Active Health System (AHS) ログおよびHPE OneView プロファイルが利用できなくなり、iLOセルフテストエラー8192、内蔵メディアマネージャーまたはその他のエラーを生じることがある
https://support.hpe.com/hpsc/doc/public/display?docId=emr_na-c05077149

これか。iLO用のポートにLANを接続し、実際にアクセスしてみる。
アクセスするには必要に応じて事前設定を確認しなければならない。
POST画面では下にiLOのIPアドレスが表示されているが、IPv6しか表示されておらず、IPv4で接続したいのでPOST時にiLO RBSUに入る。
今回はとりあえず繋がればよいので[Network]-[DNS/DHCP]を開き[DHCP Enable]が[ON]であることを確認。[NIC and TCP/IP]についても適宜編集。

IPアドレスが設定できたら適当な端末のブラウザからアクセスする。デフォルトアカウントはAdministrator、パスワードはiLOタグに記載がある。



 

 

ログインしてログを見るとやはりエラーが出ている様子。

手順に従いiLO4を2.62にバージョンアップすることにする。
HPEサポートセンターの検索窓にてiLO4を検索、ソフトウェアサブタイプをLights-Outマネジメントとし絞り込み。
「オンラインROMフラッシュコンポーネント」を選択。Windows上で展開したいので「for Windows」をダウンロード。

ダウンロードしたファイルを実行し、HPパッケージセットアップウィンドウで「解凍」。展開されたフォルダ内に「ilo4_262.bin」がみつかる。
これをiLO4のweb管理画面にて[管理]-[iLOファームウェア]よりアップロードして使用する。

詳細方法は以下が参考になる。

Integrated Lights-Out 4 (iLO4) – ファームウェアのアップデート方法 (Web 管理画面)
https://support.hpe.com/hpsc/doc/public/display?docId=emr_na-c03802781



 

しばらく待つと新しいログイン画面になった。



 

ログインしてみるとiLO Healthに「Degrated」との表示。NANDをフォーマットする。

参考は以下。
アドバイザリ:(改訂版)HPE Integrated Lights-Out 4 (iLO 4) – AHSログ、OneViewプロファイル、およびIntelligent Provisioningの保存に使用されるNANDをフォーマットする方法
https://support.hpe.com/hpsc/doc/public/display?docId=a00048622ja_jp

説明どおり[Format Embedded Flash and reset iLO]をクリックしてNANDフォーマットを実行。
先ほどDegratedだったiLO Healthが「OK」であることを確認。

もしうまくいかない場合は電源を再投入、それでもだめであればシステムボードの交換が必要とのこと。(一番最初に貼ったアドバイザリに書いてある)

再度Intelligent Provisioningのリカバリを試行する。

HP ProLiant サーバー Gen8 シリーズ – Intelligent Provisioning リカバリメディアを適用する方法
https://support.hpe.com/hpsc/doc/public/display?docId=emr_na-c03434542

POST画面でF10キーを押し、Intelligent Provisioningが起動することを確認。
これでやっと先に進める。
なお、CentOS7にてディスクを表示するにはドライバの適用が必要。


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