BOSE 101MMを買った

PCモニターの側に小さめのスピーカーが欲しいなと思っていたのだが、今回ついに購入に踏み切った。

機種としては以前音を聞いたことがあるYAMAHAのS15等も候補だったのだが、BOSE 101MMも気になっていたので今回は101MMを買ってみた。

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とりあえず机の上に設置する。一応、下にゴムなど置いてみる。

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さて、問題は音の方だ。

私は普段PCからの接続含め音楽を聴くときにはYAMAHA AST-S1というActive Servoスピーカーを専用パワーアンプであるAST-A10とともに使っていた。詳細な仕組み等については割愛するが、サイズからは信じられないほど低音のレンジが広い。40Hzまで完全にフラットな特性で、低音が多い音楽でもだらしなくならない。

そして今回101MMを聴いた。家にはBOSE 301AVMもあるのでBOSEの音の感じは知っていたつもりだったが、AST-S1に慣れていた耳には最初一枚膜がかかったような音に感じた。

ただ、鳴らしているうちにわかったが、ボーカルやアコースティック系の楽器メインの楽曲に関しては非常にきもちよく鳴らしてくれる。

一方シンセサウンドバリバリの曲にはちょっと向いていないと感じる。複雑な動きがつぶれてしまっていた。

あとはあまり期待していなかったオーケストラ等の再生もわるくない。私の感想としては曲は多少選ぶが、101MMはベストセラーなだけはあるなと思ったところであった。

ただしい音があるとすればだが、正しく、綺麗な音はどれかと言われるとあきらかにAST-S1に軍配があがるのは事実だが、きもちよく鳴らせる曲を再生したときは101MMは非常によいパフォーマンスを発揮してくれた。

101MMをしっかり鳴らすにはそれなりにボリュームは上げなくてはならないと思う。小さいおとで流しているだけではもったいないスピーカーだ。

 

任天堂 カラーテレビゲーム

今回は任天堂初となるテレビゲームについて書こうかと。

 

WiiUの大乱闘スマッシュブラザーズにもカラーテレビゲーム15が登場しているらしいが、今回はもちろん現物を用意した。

カラーテレビゲーム15 MODEL CTG-15VRsDSC05147

価格は15,000円。箱にも#15000との表記がある。1977 by Nintendo。

 

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本体はこんな感じ。色は濃いオレンジ色である。コントローラにはボリュームのみがついており、本体から取り外して遊ぶことができる。パドルコントローラというやつか。

 

 

 

ところで、このテレビゲーム15には初期型と後期型があるのはこんなページを読んでいる人はご存じだと思う。

今回はちゃんと初期型も用意した。

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パッケージのデザインも若干異なっている。色も違う。

それぞれの箱は本体色に合わせてあるのだ。

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型番はCTG-15S。本体色は薄いオレンジ。Wikipediaを見ると黄色と書いてあるが、これが黄色だとはちょっと思えない。

 

初期型後期型ともに動作可能だ。購入したときには「動作しません」と書いてあったが、なんてことはない。裏のRFチャンネルスイッチが2chになっていただけであった。

初期型と後期型を遊んでみてわかったのだが、射撃ゲームの挙動が少々ことなる。

コントローラがスイッチ式からボリューム式に変更されたことによる対応であると思う。取り扱い説明書の表記も前期型と後期型で異なっていた。

 

 

 

CTG-15S 取扱説明書 9ページより抜粋

⑧射撃ゲーム

右ラケットコントロールツマミを操作して、上又は下に標的を動かしますと、標的は点滅しながら動きます。これを左のラケットを操作しながら発射ボタンを押しますと、左ラケットから弾が水平方向に発射され、標的にあたると画面が赤色となり得点されます。

得点は左側に発射回数、右側に命中回数が表示されます。

 

CTG-15V 取扱説明書 9ページより抜粋

⑧射撃ゲーム

テレビ画面の右端を、標的が点滅しながら上から下へと動きます。これを左のラケットを操作しながら発射ボタンを押しますと、左ラケットから弾が水平方向に発射され、標的にあたると画面が赤色となり得点されます。

得点は左側に発射回数、右側に命中回数が表示されます。

右ラケットサイズツマミを小にセットしますと、標的が2コあらわれます。

 

 

 

つまりは後期型ではボリュームコントローラに変更されたことにより入力のしっぱなしができなくなったため、自動で標的が上から下へと動くようになったわけである。

 

Wikipediaからの情報ばかりで申し訳ないが、「後発のカラーテレビゲームシリーズとの共用が可能なACアダプターはまったく同じ品番で大きさと定格入力容量が異なる2種類が存在する。」との記述がある。

今回関連物を集める中でその2種類と思われるACアダプタを確認できた。

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両方とも型番はCTGA-901R、左側が定格入力容量3VA、右が4VAである。

これは確定ではないが、左側の3VAの方が先に発売されたものではないかと思われる。

 

 

さて、ここでカラーテレビゲーム15の紹介は終わったが、手元にはカラーテレビゲーム6もあるのでそちらの紹介もしよう。

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こちらは初期型の CTG-6S。どういうわけか知らないが、箱には型番が書かれていない。

カラーテレビゲーム15と同時発売で、こちらは下位機種にあたる。話どおり中をあけるとたしかに基盤は同じ物が入っている。

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本体色はクリームイエロー。後期型はカラーテレビゲーム15と同等のオレンジ色に変更されている。

コントロールツマミは本体に直接くっついている。また、ACアダプタを差し込む端子もないため動作には単2電池6本が必須である。

なお、カラーテレビゲーム6の後期型については残念ながら所有していない。

 

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動作画面はこのような感じである。ノイズが多いが致し方ないだろう。

 

それでは今回はこのへんで。