DEC VT100 端末

みんなターミナルエミュレータは使っているだろうか。TeraTermとかPuTTYとかx3270とかなんでもいいけど、ああいう類いのソフトウェアはターミナルエミュレータと云う。

エミュレータというからにはエミュレート元があり、例えばTeraTermはDEC VT100かその後継機種、x3270であればIBM 3270端末が元である。(TeraTermにはTekウィンドウがついていてTektronix 4010/4014端末のエミュレートもできるが。)

TeraTermの端末の設定では端末IDを選択できるが、すべてDEC社の端末の名称である。

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サーバーラック買った

Minecraftサーバの24時間化を目論み、高3の春にNTT-Xで安売りしていたExpress5800/s70 HFを買ってLinuxサーバを構築して以来早10年、自宅では24時間何かしらのサーバが起動している。

(当時合わせて構築した当ブログもおかげさまで10年目になります。)

実家の自室クローゼットの上段に1台の小型サーバを設置するところから始まり、Minecraftサーバの規模拡大や自分用NAS需要を満たしていくうちに増えて行く機器類。
家庭用ルータでは通信が捌けなくなったことを発端とする機器のエンタープライズ化も年々進み、気づけば環境はラックマウント対応機器だらけに。

実家クローゼット稼働当時(ほぼ最終形)

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Kubernetes環境にgitlab-runnerを立てる

gitlab-runnerの構成がイケてないので作り直した記録。
今回の環境は Rancher 2.6 を使用している。

ちなみに環境自体は前から使っているものだがESXi上に適当なVMを立ててRancherをdockerに展開して、ワーカーノードとしてPhotonOSをデプロイしたら一瞬でできた。

クールな環境なのでgitlab-runnerも一瞬で構築できる。

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セマフォ不足でApacheが上がらないやつ

webページに繋がらないよという報告を受けたので確認。

見ての通りapacheは落ちている。
monitで監視してるはずなのになんで上がらなかったんだろうと思いつつ起動させてみる。

上がらないじゃん。

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ノートPCの液晶交換

こう、普及価格帯のノートPCの画面というのはなかなか見にくいものである。
今回のターゲットはNEC Lavie PC-NS350AARであるが、例にも漏れず視野角の狭いTN液晶かつ光沢仕上げで解像度は1366×768という典型的な残念液晶を搭載している。

もう別に新しい機種ではないが、資格勉強に使うようなので見やすい液晶に交換することにした。ちなみに液晶交換に先立ち手持ちのSSDを使用しSSD化してある。

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HPEサーバのROM(BIOS)を更新してみる

HPE Proliant DL20 Gen9のBIOSをアップデートしたので記録。
アドバイザリ見たら書いてあると思うけどね。

 

今回はOSは一旦落としてオフラインアップデートを実施することにする。
オンラインアップデート用の資材は保守契約ないとダウンロードできないはず。

アップデート自体はiLOからでもできるが、iLOにIPアドレス振ってない状態だったので素直にUEFIからのアップデートを実施した。
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ESXiとFreeNASにAQN-107を導入する

最近は10GbitのEthernetカードもずいぶん価格が下がり、
Aquantia AQN-107など7000円台で購入できる。

数日前にAREAから発売された2.5GbEのカードも実売4000円を切っており、1Gbps以上の高速Ethernetはかなり手を出しやすくなってきた。更にはノートパソコンでもUSBアダプタを使用し1Gbps以上のネットワークに接続するのも容易である。

さて、今回は10GbEのAQN-107を2枚購入した。
自宅環境での導入は初めてだが、まずはESXiとFreeNASを接続したいのでそれぞれにドライバをインストールしてみることにする。

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HPEサーバーのファンを減らす

HPEのProLiant DL360p G8が5台くらいある。デュアルCPUにメモリも144GBほど搭載、仮想基盤に最適。

最適なのでESXiかProxmoxかなんでもいいけど仮想環境でひとつ遊びたいのだが、自宅で稼働するには少々ファンがうるさい。もっと口径が大きくて風量のわりに静かなファンをつけるとか、サーキュレータで強制的に風を送り込むとか、うるさくない冷却対策は思いつくのでとりあえず標準ファンを外したい。

HPEサーバのファンの取り外しは至って簡単で、ユニット化されたファンを引っこ抜くだけ。
さて、引っこ抜くとどうなるか、
途端にシステムが異常を検知し残ったすべてのファンが全力で回転を始めるのだ。
サウンドはジェットエンジンである。

ジェットエンジンは困るのでなんとかシステムをごまかす必要がある。

別に大した話じゃない。回転検知をGNDに落とすのみ。
参考までに、DL360 Gen8で使用されているファンのアサインは以下の通り。

Delta製のデュアルファンとNidec製のシングルファンが存在するようだが、
Nidec製はリアファン分の回転検知をデフォルトでGNDに落としてあった。(図中の点線)

機種によりピンアサインが違っても対策は共通ぽい。DL320e Gen8v2やFujitsuのサーバでもできた。

当然ながら純正環境ではなくなるので温度管理にはご注意を。

VB.NETでNullを含むテキストファイルを読み込む

Windowsフォームアプリケーションで単純にログファイルをTextBoxに表示したいが0x00(NUL)コードがファイル内にあるとそこまでしか読み込んでくれない。どうしたものか。

これで少々詰まったので備忘として書いておく。
結果的には一旦ファイルをByte配列として開き、NULをスペース(0x20 SPC)に置換、その後文字に変換することで正常に表示できた。

コード:

 

ログファイルはShift_JISを想定、
あとこの方法だとファイルサイズが大きいものは処理が遅そうだが、事は足りたし自分はインフラ屋なので後は知らん(逃げ)

 

 

TecoGANを試す

低解像度ビデオを高解像度ビデオに変換できる、というソフトウェアが話題になっていたので試してみた。

環境は以下。

・MS-Windows10 1809
・Intel Core i7 7700K
・GeForce GTX1070

コードはPythonで書かれているのでAnacondaを使用することにする。

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