Fujitsu U9311をLTEモデル化する

ここ2、3年ラフに持ち歩く用でFujitsuのU939を使っていたのだが、メインメモリ8GiBだしCPUも8th Coreなのでそろそろ更新したくなってきた。

10のサポートも終わるが、さすがに8GiBのRAMで11にアップデートする気にもならない。

そこでU9311を見繕って入手してきた。今度はメモリ32GiBでCore i7、Thunderbold4搭載とU9311のほぼフルスペックみたいなマシンである。

ただ、U939はLTE搭載だったが、このU9311は非搭載機なのでそこだけは残念。なんとかU9311もLTE搭載機にしたいところ。

一応中古の初期保証があるので念のため数日は我慢して動作チェックをしたのだが、問題なさそうなので保証シールをぶち破って裏を開ける。

これがU9311の中身。

で、U939も開ける。

まぁWWANモジュールは普通に刺さるだろう。

あとWWANモジュールに必要なのはアンテナとSIMスロット。

アンテナは汎用品でも刺せばいいので簡単だが、SIMスロットを中に収めるのは汎用だと難しそう。

だが、U939とU9311をよく見比べてほしい。U939のSIMスロット、U9311のメインボードのコネクタに刺さるのでは…?

 

結果から言うとフレキの向きが違うのでうまいこと90度曲げる必要があるが、U939のSIMスロットは基板だけの状態にするとU9311に刺さる。

刺さるし、ちゃんとWindows上で認識もする。これは勝ち申した。

空間的にも収まる。裏を開けないとSIMカードが交換できないが、頻繁に交換するものでもないし問題ないだろう。

 

アンテナはとりあえず汎用品を張り付けてみた。

 

電波強度はそこそこだが、いけそう。

通信も問題なし。

というわけでU9311をLTE化したい人、U939のジャンクから移植できます。


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