アメリカ出張が命ぜられたが、決まったのがわりと直前で都合のいい航空便が取れなかったのと、普通に行ってもおもしろくないのでロサンゼルスで降りてレンタカーを借りて目的地のラスベガスまでフリーウェイを走ってみることにした。
(景色が広大すぎます!)
アメリカはほんとは日本の免許証だけで運転できるらしいが、大した手間でもないので念のため国際免許証を発行していく。
平日の午後に都庁の免許センターにパスポートを持って行ったら数十分ですぐ発行できた。
中身は数か国語で免許証の内容について書いてある。
レンタカーの予約はネットからしておく。今回はHertzにしたがWebページは全て日本語表示なので特に迷うこともない。
保険はしっかり選択したが、プレミアムロードサービスとかそういうのはつけなかった。まぁ会社の経費といえば経費だが予算オーバーすると申請が面倒なので旅費の削れるところは削っていく。
LAXに飛ぶ。LAXは2年弱ぶり。
多少勝手はわかっているので到着したらイミグレを通ってレンタカーのシャトルバス乗り場へ。
毎回思うがアメリカのシャトルバス、もう少し丁寧に運転できないものなのだろうか、、
人が多かったのでカウンター周りの写真は撮りそこなったが、窓口が遅いので結構待った。なお、プランをネットで選択していたのであんまり追加オプションについてしつこく聞かれることはなかった。
デポジットをカードで切ったら一回弾かれてしまって時間を食ったが無事手続き終了、クルマが指定されるのかと思ったら駐車範囲を渡されてこの中なら好きに選んで乗って良いという。
HYUNDAIとKIAとNISSANとJEEPとBUICKがあったが、まぁ乗るならアメ車かなと思いJeep Compassを選んでみた。
MID Size SUVということでわりとコンパクトかも。
(…と思ったのはアメリカだからで、帰国後日本で走ってたCompassを意識して見たら普通にに大きかった)
というわけで初左ハンドル、右側通行で出発。
もっと違和感があるかとおもってたけど、走り始めるとあんまり違和感はない。少し走るとこんなものかという感じで、道も広いし別になんともないと思った。
Android Carplayでナビが使えるので道の心配もないし、少しの交通ルールの差分を意識していれば大丈夫。
赤でも右折できるとか、スクールバスに気をつけろとか。
州間高速道路15号線に乗ればあとはひたすら走るだけ。長距離運転は得意なのでとにかく走っていく。
砂漠地帯は走るが、ところどころに街があるし、ガソリンスタンドも心配することはない。
植生が日本と全然違って面白い。見たことのない木が生えていた。
走行中の写真は同乗者(同僚)に撮ってもらった。ちなみに2人で行ったが免許持ってるのは私だけなので交代はナシである。
朝に出たので昼過ぎには無事ラスベガスについていたが、夜景でも。
ちなみにベネチアンのカジノで遊んで$100ほど勝ち越した。
数日滞在したが、帰りはI-15をまた走って帰ってもつまらんのと、旅程に余裕があったのでグランドキャニオンウェストを見学、キングマン経由でI-40を走ることにした。
グランドキャニオンウェストの眺め。
途中でチケットを買ってバスに乗り換えないといけないようだったが、チケットが高いぞ。All Access Passとかいうのを$100ちょっとで買わないといけない。
公式ページ見るとSELF-DRIVEとかいうのがあるが、そんなことしてる車が一台もいなかったのでどうなってるのかわからない。
景色はよかった。崖からせり出した床がガラスのウォークウェイも見学できる。
人が同時にいっぱい乗ってるので壊れないのかちょっとこわい。
この後はRoute 93を南下してキングマンへ。
ここはRoute 66の博物館がある。軽く見学してお土産を買うにはちょうどいいくらいの感じ。
もっと時間があればRoute 66を走ってカーズの舞台にもなったらしいセリグマンまで行きたかったが時間が押してきているのであきらめた。
その代わりI-40にはすぐ入らずオートマンを経由した。オートマンは西部劇のような街並みが残っており、街中にはロバがいるというが確かにロバが闊歩していて車が来てもよけてくれなかった。
なかなか厳しく危ない道を走ることになるので運転に自信がないひとはよしたほうがいいかも。
オートマンは通過して見学しただけで運転中だったので写真は取れず。
トポックからI-40に合流。
この時点でだいぶレンタカー返却時間がギリギリになってきて、I-40に入った後は完全にノンストップでLAXのHertzまで運転していった。
21時返却予定で20時40分台の到着だったと思うのである意味ピッタリ。
1日で800キロ以上運転したことになり、日本だと東京から青森を突破できる距離だが、道も広いしまっすぐなので断然楽だったと思う。
津軽海峡フェリーに乗るのに何回か青森まで下道、高速ルートともに自走しているが比較にもならない。
まとめとしては、左ハンドルも右側通行も別に恐れることはなかったし、今回の体験でアメリカでレンタカーを借りて運転するハードルがかなり下がったので次回なにかあれば進んで借りてもいいと思えるようになったかな。