メガCDを修理したかった

長らく不動状態で放置していたメガCDの修理に着手した話。

先に断っておくと、この記事では修理は完了していていない。ただ情報をまとめておく意味で記事を作成しておく。

症状としては「雲画面でフリーズ」というネット上でも散見される不具合。



そもそも電源が入らない不具合の場合はレギュレータ周りの電解コンデンサが漏れている可能性が高く、それらのコンデンサあるいはレギュレータを交換すれば正常動作の見込みはある。

この場合交換が必要な箇所は本体背面部に位置する電源基盤のC24,C25,C27の電解コンデンサで16V100uFと6.3V100uFが2つ。

 

今回の場合は電源は入り、画面もとりあえず映っているため見送ってもいいと思われる。一応交換してみたが特に変化はなかった。

次にメインボードだが、SMDコンデンサが多数使用されている。この手のコンデンサは経年で漏れるのがお約束だが、実際漏れていたためすべて新品に交換した。基盤の腐食はないようだが可能な範囲で洗浄も行った。

交換箇所はC41〜50の10箇所、すべて16V10uF。

C51,52もついでに交換してもいい。6.3V100uF。

 

これでメイン基板上で気になるパーツはなくなったが、依然として状態に変化はなく起動しない。

そもそもどこまで正常に動作し、起動中においてどこの部分でハングアップするのかが不明のためインターネット上に上がっているサービスマニュアルを参照した。

起動シーケンスを確認するに、今回のトラブルはどうやらCD-ROMドライブユニットとメインボードの通信が上手くいっていないらしい。MegaCDのBIOSはSEGAロゴの表示やBGMの再生を開始する前にCD-ROMドライブをチェックしている。ここでチェックがうまく行かずハングアップするらしい。といってもこれは考えうる要因の一つに過ぎず確定しているわけではないが。

 

CD-ROMドライブとメインボードはフラットケーブルで接続されているのでまずはここの接触不良を疑う。コネクタからの抜き差し、端子の洗浄をしても変化せず。がんばってテスタをあてみたが特に問題なく通電しているようだ。

そうなるとCD-ROMドライブユニットの基盤が悪いのか、メイン基盤が悪いのかどちらか決めなければならない。仕方がないのでもう一台本体を用意した。

用意した本体は幸いにもトレイベルトを交換するだけで正常に動作するものだったのでCD-ROMドライブユニットをスワップしてみた。

1:修理対象個体に正常動作のCD-ROMドライブユニットを取り付け→動作せず

2:正常動作個体に修理対象個体のCD-ROMドライブユニットを取り付け→動作

というわけで原因は確実にメインボードにあることが確定したが、そうなるとASICを疑うしかなく、ASICは全てSOPである。これはさすがにリワークするかというとパーツ的にも厳しいものがあるので各接続のはんだをチェックするに留めた。

 

全数は無理だが回路図を参照し関係ありそうな足を当たったがこれといって不良は発見できず、冒頭で述べたようにこの基板の修理は完了していない。

というかもうこれ以上は自分には無理なんじゃないかと思う。RAM等汎用パーツなら入手難易度はそれほどでもないだろうがカスタムICとかそれこそ別な本体からはがすしかなさそうだし…

 

 

 


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