寿司を食べた。回転寿司。中トロ、サーモン、エビ、ホタテ。どれもうまかった。ところで、最近は純回転寿司というのは減って、もっぱらタブレットで注文する形式が多い。注文した寿司は高速レーンの上を専用の車両に乗って滑るようにやってくる。
最初に回転寿司とは言ったが、俺が行った寿司屋もそのスタイルで3段の高速レーンがあった。レーンを走る車両は段ごとに異なっており、俺は一番上を走る青いスポーツカー型の車両が気に入った。青いスポーツカーに俺の寿司を運んで来てもらいたいなと思っていたのだが、下段や中段の車両ばかりが寿司を運んで来て青いスポーツカーは俺の席にはやって来なかった。様子を観察すると、どうやらデザートは上段で運ばれる可能性が高いということがわかった。ならばと思いプリンを注文する。しかし青いスポーツカーはプリンを乗せてやってこない。確率的に何度か注文すれば、そのうち青いスポーツカーにプリンが乗ってやってくるだろう。俺はプリンを3つ注文することにした。楽しみに待っていると、中段にプリンが3つ乗った新幹線が到着した。しまった、同時に注文すると一度に来てしまうのか。
結局俺はプリンを12個食べ、青いスポーツカーの召喚に成功したのであった。